【評価・レビュー】サイコブレイクシリーズの感想!難しくて理不尽!でも面白い!
バイオハザードシリーズにどっぷりハマってしまい、似たようなゲームを探していたらサイコブレイクというゲームを見つけ、プレイしてみました。今回はその感想を書いていきます。
前半はサイコブレイク無印の感想、後半はサイコブレイク2の感想を書いていくのでどちらかの感想だけを読みたい方は目次から飛んでください。
目次
サイコブレイクシリーズとは
サイコブレイクシリーズはバイオハザードシリーズの生みの親、三上真司氏がプロデュースしたサバイバルホラーゲームです。シリーズは、サイコブレイク(無印)とサイコブレイク2が出ています。
ラスアスとバイオハザードを混ぜたようなシステムで、サバイバルホラーが好きな人にお勧めです。
ホラー要素が濃く、ホラゲーの中でもかなり怖い部類に入る作品だと思います。 少なくともラスアスシリーズよりは圧倒的に怖く、バイオハザードシリーズで個人的に1番怖いと思っているバイオ7と同じくらい怖かったです。
シリーズでもゲーム性が大きく異なり、1はかなり人を選ぶ作品だと思いますが、2は誰がやっても面白いと感じるぐらいの神ゲーです。(2の難易度は1よりかなりさがっているため人によっては2が物足りないという人も・・・)
ただし、1のストーリーが2のストーリーに深〜く関わっているため難易度Easyでもいいので2をプレイする前に無印をプレイすることをお勧めします。
サイコブレイクの評価:クリア時の達成感がたまらないドMゲー
刑事である主人公のセバスチャンは、大量殺人事件の起きたビーコン精神病院に急行するが、何者かに襲われ見知らぬ場所に囚われてしまう。
セバスチャンは脱出を試みるが、何者かの手により次々と見知らぬ場所に飛ばされてしまう。 セバスチャンは脱出の鍵を掴むために多くのクリーチャーに立ち向かい、狂気の世界を進んでゆく。
サイコブレイクをプレイして感じたいい点、悪い点をまとめてみました
- クリーチャーデザインが神
- かなり怖い
- ギミックや謎解きは分かりやすい
- クリアした時の達成感が半端ない
- 難易度が高すぎて人を選ぶ
- 即死の罠が多すぎる
- ストーリーがかなり難解(DLC前提)
- ロードが長い
即死系のギミックや初見殺しのイベントも多く、何度も死んでパターンを覚えて攻略してゆく所謂死にゲーというやつです。クリア時にクリアするまでの死亡回数が表示され、私は初見難易度サバイバル(標準的な難易度)で挑みましたが100回以上死んでいました。
ゲームシステムは序盤はラスアス寄りのステルス要素が大きく、後半に進み武器が増えてくるにつれてバイオハザードのようなドンパチゲーになります。 バイオハザードシリーズにありがちなギミックや、バイオハザードシリーズのオマージュもかなり多いのでバイオハザードを遊んだことのある人はかなり楽しめると思います。
そして何よりクリーチャーデザインが最高です! ラウラちゃんが最高に気色悪くてめちゃくちゃ好き。(気になる人は検索してみてね。)
その他のクリーチャーも、かなり序盤から”姿が見えない透明な敵“や”不死身かと思うほど硬すぎる敵“など、普通のゲームならトラウマキャラとして紹介されそうな能力のクリーチャーがうじゃうじゃ出てきます。考えたやつ性格悪すぎだろと思いながらプレイしてました。笑
ストーリーは、プレイした人からはよく分からなかったという感想も多く(ストーリーちゃんとみてればあーなるほどねとはなる)、終盤までプレイしたり、DLCをプレイしないと物語や世界観の全容が見えてこない作りになっています。 未回収のままの伏線もあり、かなり難解ですが考察好きの人はかなり楽しめるストーリーになっていると思います。
まとめると、サイコブレイクはこんな人にお勧めです!
- 困難の先に達成感があると思う
- 自分はアクションゲームが得意だと思う
- 他のサバイバルホラー作品で高難易度モードをプレイしている
- ホラゲーやホラー映画が好き
- ストーリー考察が好き
- 神ゲー(サイコブレイク2)をプレイするためにストーリーを知りたい
サイコブレイク2の評価:間違いなく神ゲー プレイヤーを選ばない面白さ
サイコブレイク1のビーコン精神病院での一件の後、事故により娘を失ってしまったセバスチャンは、キッドマンから実は娘はSTEMという精神世界でまだ生きていると伝えられ、娘を助けるために崩壊寸前の精神世界へと旅に出る。
サイコブレイクはかなり賛否が分かれる作品、サイコブレイク2は神ゲーだと個人的には思っています。
サイコブレイク2は、1よりもかなり簡単になっておりストーリーもわかりやすくなっていて、1に比べて非常に一般受けがいい作品だと思います。1が合わなかったという人も2だけでいいからやってみてほしいです。
サイコブレイク2をプレイして感じたいい点、悪い点をまとめてみました
- クリーチャーデザインが神
- 敵も味方も登場キャラが魅力的
- オープンワールドのマップ探索が楽しい
- サイコブレイク(無印)ファンへのサービスが半端ない
- 2週目以降が最高に楽しい
- アクションが苦手な人でも楽しめる難易度
- FPSモードで臨場感のあるホラーを楽しめる
- 感動のストーリー
- 飛ばせないムービーが多い
- 1をプレイしていないと少し分かりづらい部分がある
- たまーにアプリエラーが起こる
- サントラが現在配信されてない
1と比較して即死ギミックがほとんど登場せず、ストーリーもかなり分かりやすくなっていて、マップがオープンワールドのようになっており、基本一本道ゲーだったサイコブレイク1に比べてかなり自由度が増しています。強力なアイテムが手に入るサブイベントも充実しているので寄り道しながら進めることもできます。
また、グリーンジェルを消費することで、角から飛び出してスニークキルできるスキルや銃を構えた時に一定時間時を止めることができるスキルなどを取得できるようになっており、これがむちゃくちゃおもろいし爽快です。
キャラデザの良さも相変わらずで、かなり怖めです。また、今作はクリーチャーだけでなく、登場する人間もみんな魅力的です! エズメラルダの姉貴がセクシーだしかっこいいし最高に好き。
サイコブレイク2のシステムで革新的だと思ったのが2周目のプレイで強化アイテムの入手量が2倍に増えるシステムです。ポケモンだったら何回も四天王周回してお金貯めないといけなかったり、バイオ4だったら何周も遊 んでお金を貯めないと最強武器が手に入らなかったりして、1,2周やると飽きてしまうタイプの私はこのシステムがかなり便利だと感じました。2周目の中盤には全能力解放余裕です。
まぁ無限弾解放には意味わからん難易度のモードをクリアしないといけないんですけどね😅 (ちなみに無限弾が手に入るクラシックモードは前作と比較しても遜色ないほどの難易度)
怖さについては、控えめといった感じで、一部プレイヤーに強烈なインパクトを与えるクリーチャーが登場するものの、基本的にはバイオ4ぐらいの怖さと思ってもらえるといいです。FPSモードもVRに対応している訳ではないのでバイオ7ほどの怖さはないです。
微妙な点については、ムービーが飛ばせないものが多いのでRTAとかする人は結構ストレスかもというところと、ごくまれ〜に(ほとんど出会わないレベル)アプリエラーが起こり、セーブ回数制限のある難易度クラシックプレイ中だと大ダメージ受けるぐらいでしょうか。
サウンドトラックはソフト発売直後にAmazonでデジタル配信されてたらしい(ソース)ですが、現在はその販売も終了しており、iTunes Storeなどにも置いていないという状況です。再販して欲しいですがもう5年ぐらい前のゲームなので厳しそうですね😭
【追記】探したらSpotifyではメインテーマの曲以外は全曲配信されていました!
まとめると、サイコブレイク2はこんな人にお勧めです。
- 全人類
- オープンワールドなどの自由度の高いゲームを遊びたい
- サイコブレイク1をプレイした
- ホラゲー初心者
サイコブレイクシリーズは正直過小評価されすぎだと思う
サイコブレイクをプレイする前に見たレビューでは微妙そうだなぁ〜 とおもいながら買いましたが。実際にプレイしてみると自分の好みとマッチしていてむちゃくちゃ面白かったです。
特にサイコブレイク2はレビューでも書いているように個人的には神ゲーと思える出来でした。今までプレイしたサバイバルホラー作品の中でもトップクラスに面白かったです。
難易度は高いですがサバイバルホラー系のゲームが好きな方はぜひチャレンジしてみてください!